【フランス語】horreurとauroreの発音を言い分ける

「ここでの生活は大好きだけれど、寒いのは嫌い」の例文を見て、「嫌い」の意味を表す表現の一つに J’ai horreur de (ジェ・オオェーr・ドゥ)があることをみました。horreur は「ひどい、嫌悪」という意味で、avoir horreur de ~ で「~を憎む(ほど嫌い)」という意味になりますが、この horreur の発音が非常に難しいです。

よく言われるのが、horreur と発音しているつもりだが「夜明け」aurore の発音にしかならないことで、この2つの発音を比較してみると次のようになります。





aurore 【ɔ.ʁɔʁ】

horreur 【ɔ.ʁœʁ】

フランス語の発音でいつも言われるのが R の発音が難しくてなかなかできないということですが、このように発音を比較してみると実は問題は R ではなく EU の発音なのではないかと考えさせられます。結局は実際に何度も使って練習をするしかありませんが、 horreur がうまく言えないのは、R の発音ができないせいという勘違いかもしれません。