スペイン語のアクセント その他の規則

スペイン語の単音節の単語

単音節とは音節が1つであることです。例を挙げると次のようなものがあります。

bargolplanyo
biengolfporzar
buengranquezen
chefgrisquienzinc
cienguiarras
clubhazrey
colhoyriel
conjuezrol
cruzlasal
cuallesed
daleyser
deLuissi
diezluzsin
diosmalsol
donmarsu
dosmassur
donmestal
dualmieltan
elmisten
enmuytos
fenitren
fiarnotres
fielnosun
finnuezvals
flanpanvez
florparvial
fuepazvil
gelpezvio
genpievoz
gongpielya
単音節の単語例

ここに書かれていない単音節の単語はあると思いますが、これらの単語にはアクセント記号(ティルデ)をつけません。




RIOとつづる単語

rio とつづる単語にはいくつか種類があります。

「自分が笑う」を意味するrio

動詞 reir は、1人称現在活用で río (ティルデ付き)と変化します。Real Academia Española によれば「私が笑う」という場合の Me río にはティルデをつけます。

音節に分けると、rí – o となり2音節の単語です。

「彼/彼女が笑った」を意味するrio

動詞 reir の3人称の点過去形です。以前は、rió とティルデを付けた2音節の単語でしたが、現在は rio とティルデをつけない単音節の単語です。

「川」を意味するrío

動詞 reir の1人称現在形と同じ形をしていますが、「川」を意味する名詞です。rí – o で2音節の単語です。

menteで終わる副詞につくアクセント

スペイン語の接尾辞 -mente で終わる副詞は、接尾辞の前につく単語のアクセントを残して使われます。-menteの部分を無視してティルデをつければよいということです。

次のような例があります。

ティルデを付ける例

ágilmente

á – gil 2音節の単語で強勢は後ろから2番目、palabra llana。子音のLで終わっているのでティルデをつける。

básicamente

bá – si – ca 3音節の単語で強勢は後ろから3番目、palabra esdrújula。ティルデをつける。

fácilmente

fá – cil 2音節の単語で強勢は後ろから2番目、palabra llana。子音のLで終わっているのでティルデをつける。

など。

ティルデをつけない例

finalmente
igualmente
levemente  他

ハイフンのない複合語

ハイフンでつながりを示していない複合語のアクセントは、単語の後ろに来るアクセントだけが残ります。

tentempié: -pié で終わる複合語にはほかにもあります。hincapié, contrapié など。

tiovivo: tio – vivo

abrefácil: abre – fácil

vaivén: va – y – vén

decimoséptimo: décimo – séptimo

ハイフンのある複合語

ハイフンのある複合語では、どちらの単語もティルデがある場合はそれを残して書きます。

teórico + práctico: teórico-práctico

físic + químico: físico-químico

代名詞付きの動詞

1つ以上の代名詞がついている場合、もとの動詞にアクセントがあるかどうかは関係なく、アクセントの規則に従ってティルデをつけます

dímelo: dí – me – lo 3音節の単語で palabra esdrújula。アクセントの規則に従ってティルデをつけます。

explícamelo: ex – plí – ca – me – lo 5音節の単語で sobreesdrújula アクセントの規則に従ってティルデをつけます。

cuéntaselo: cuén – ta – se – lo 4音節の単語で sobreesdrújula。アクセントの規則に従ってティルデをつけます。

代名詞付きの動詞でよくある間違い

動詞 dar のUsted に対する命令形はアクセントのある dé です。Túで話す関係でない相手に足して「私にください」というとき、Déme. と言うとします。ここで、もともとの動詞には dé とアクセント(ティルデ)がついているのでそのまま保持して Déme. と書くかというとそれは間違いです。なぜなら、すでに示したように代名詞のついた動詞の場合は、もとの動詞にアクセントがあるかどうかは関係なく、アクセントの規則に従ってティルデをつけるからです。

この単語は 2音節で後ろから2番目の音節にアクセントがあり palabras llanas ということが分かります。

de – me

母音 E で終わっており、アクセントの規則に従えば、(元の形 dé にティルデはついていても)ティルデはつけないのです。このような間違いはプロの書くテキストにも見つかる場合があります。

2 つの子音で終わるPALABRAS LLANASにはティルデをつける

後ろから2番目にアクセントのある単語が2つの子音で終わる場合には、ティルデをつけます。

bíceps (bí-ceps), cómics (có-mics )などの例があります。

2 つの子音で終わるPALABRAS AGUDASにはティルデをつけない

一番後ろにアクセントのある単語が2つの子音で終わる場合には、単語が 母音、N、Sで終わっていてもティルデをつけません。

almorox (al-mo-rox), Saenz (Sa-enz), mayans (ma-yans)などの例があります。


学問・科学ランキング