ポルトガル語で「どこの出身ですか」
De onde ~? / d(ɨ) õ.d(ɨ) /
「あなたはどこの出身ですか?」はこのように言います。
De onde és?
de は前置詞と呼ばれ、この文では「~から」という意味で出身を表します。onde は副詞で「どこ」を意味します。
動詞serの現在活用
eu (私は) | sou |
tu (きみは) | és |
você / ele / ela (あなたは、彼は、彼女は) | é |
nós (私たちは) | somos |
vocês / eles / elas (あなた方は、彼らは、彼女らは) | são |
「私は日本の出身です」という場合は、
Sou do Japão.
どこから~という場合の「から」には前置詞のdeを使いますが、日本の場合はdoに変化します。ポルトガル語ではそれぞれの国に性別の違いがあり、日本国を表すJapãoは男性名詞です。ここで「日本から」という場合には de + o Japão という形が短くなって do Japãoとなっているというわけです。他にも例を示すと、Ela é da Argentina. 「彼女はアルゼンチン出身です。」、Somos da Alemanha. 「わたしたちはドイツから来ました。」アルゼンチンもドイツも女性名詞なので、de + a Argentina / ɐɾ.ʒẽˈti.nɐ /、 de + a Alemanha /ɐ.lɨˈmɐ.ɲɐ /から成ります。
ポルトガルとほとんどのポルトガル語圏諸国(ポルトガル、カーボベルデ、サントメ・プリンシペ、アンゴラ、マカオ、モザンビーク、ティモール)は定冠詞をつけません。Sou de Portugal.、Sou de Cabo Verde. など。しかし、ブラジルの場合、Sou do Brasil.、ギニアビサウの場合、Sou da Guiné-Bissau.のようにポルトガル語圏でも冠詞をつける国があります。
また特定の国モロッコ、イスラエル、アンドラなどでは定冠詞が使用されません 。Sou de Andorra. 「アンドラ出身です。」
動詞ser+前置詞de
動詞ser+前置詞deの形を使って様々なものの出身をたずねることができます。「彼らはどこの出身ですか?」、「この音楽はどこの音楽ですか?」、「この食べ物はどこのものですか?」、「これはどこから来たのですか?」など。