スペイン語の辞書 Collins very first Spanish dictionary
Your first 500 Spanish words
計78ページの子供向けの本ですが、大人でスペイン語が全く分からない人にもおすすめです。スペイン語ではなく、英語のアルファベット順に単語が並んでいて、ラテンアメリカではなく、スペインで使われる単語を紹介しています。a,b,c・・・の各文字ごとにページの色を変えて、親しみやすいイラストも各単語についており、have や want などの最重要単語と思われるものにはシンプルな一文もつけてその単語の使い方が分かります。
親切にスペイン語の部分は定冠詞の el か la をつけて名詞の性が分かるようになっています。複数のみで使われる眼鏡 las gafas のような単語には 直後に pl (複数)と表記されています。
巻末
動物、街、学校、家、部屋、食べ物、誕生日、体の部分、顔、色、衣類、描写(人の描写)、会話(あいさつ)、何をするのが好き?12か月、曜日、季節、天気、数字、時刻、時間の尋ね方、どこにある?のような必ず使うであろう単語がこれらのテーマごとにまとめられていて28ページが割かれています。そして名詞、形容詞、動詞の説明に3ページを割いて、スペイン語の名詞には男性と女性、単数と複数があること、スペイン語の形容詞はほとんどが名詞の後ろに来るということ、動詞は主語によって活用することが分かりやすく説明されています。
参照: la médico は正しいか?
Póney はもちろん正しいですが、多くの人は poni /ˈponi/と言うでしょう。
sillita de paseo と言っても理解してもらえるでしょうが、普通は、cochecito です。
ラテンアメリカでは使わない coger を英語の take であると紹介しているあたりでスペインで使う単語をベースに紹介していることが分かります。
マスコットとして人気なのでしょうか?これが最初に学ぶ500単語に入っていることに少し驚きました。この本は2014年発行されています。
la pluma 「万年筆」とも言えるでしょうか?
Collins very first Spanish dictionary (Internet Archive)