こころ(夏目漱石)に出る漢字 六 書き取り

先生と私 六

ホウモンする
ザイタク
先生に会うドスウがカサなるにつれて
シゲく先生のゲンカンへ足をハコんだ
私に対するタイド
アイサツ
コンイになったそのノチも
イツもシズかであった
サビしい
フシギ
チョッカン
ジジツの上にショウコ立てられた
ワカワカしい
バカげている
ミコしたジブンのチョッカク
タノもしくまたウレしく
人間をアイしウる人
自分のフトコロにイろうとするもの
ダきシめる事のできない人
シジュウシズかであった
マドに黒いトリカゲがサす
先生のミケンにミトめた
フイに
イヨウのシュンカン
ココロヨく流れていたシンゾウのチョウリュウをちょっとニブらせた
一時のケッタイに過ぎなかった
五分とタたないうちに
ヘイソのダンリョクをカイフクした
クラそうなこのクモの影
コハルのツきるにマのないアる晩の事
チュウイしてくれたイチョウのタイジュを眼の前にオモい浮かべた
カンジョウ
マイゲツレイとしてボサンに行く日
カギョウがヒルで終える楽な日
カラボウズ
おトモをしてもヨござんすか
切りハナそうとするフウ
行きたくないコウジツ
ツれて行って下さい
ムイミ
先生のマユがちょっと曇った
ケンオともイフとも片付けられないカスかなフアン
タチマち





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